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アイレクスの絵空事

その頃の僕は十四歳で、
《鳥の塔》の兵隊で、
或る《種子》を運ぶ旅の途中だった。
だから、きっとこれも、その頃の話。
どんな絵空事であろうとも……それこそが、僕と君の、物語。

アイレクスの走馬灯 - 断片記録

これは、君と出会った僕の、最初で最後の旅の記録。

はじまりの記憶

轍の跡

君はその種子

歌姫候補

一日目、夜

外套

第四十隔壁

自由意志

きれいなもの

若草色

手紙

一〇〇一分の一の夜

旅の途中。その日の夜は、いつもと少しだけ違った。(原稿用紙35枚)
※「リルの記憶」篠崎琴子さんからお題をいただきました。

あるいは君と千夜一夜

眠れない夜だって、あるのかもしれない。

贈り手知らずの祝い唄

知ったところでどうということのない、仕事の話。

なくせなかった半世界

僕が唯一、完遂できなかった仕事の話。

都に眠れる人を恋う

名前も思い出せない、《種子》の女の子の話。

或る少年の絵空事

目まぐるしい走馬灯の中に、きらきらと瞬いて見えた、僕と誰かの物語。

世界の温度

何故だろう。旅を始めてから、よくあの子のことを夢に見る。(原稿用紙17枚)

片付けの断章

どうしても、君の感覚は僕にはよくわからない。(原稿用紙11枚)

夜明けの廃園

夜明けの廃墟に、温かな珈琲。(原稿用紙10枚)

 

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