シアワセモノマニア物語 > アメガタリ

 

山の奥のお屋敷には、旅の歪神が一人、記録者が一人。
特別なことなど何もない、やわらかな雨の日。
けれど、きっと、忘れることのない、雨の日。
 

手  紙
「ヒヤマさん、お手紙です」

歪  神
「改めて、コバヤシ家にようこそ」

浴  衣
「冷たい風と、電気の匂い」

画  帳
「わたしは、何一つ、忘れられないから」

記  録
「シロウ、優しいのね」

化  猫
「僕と話すのは、つまらない?」

家  主
「そこは家主の部屋だ」

長  靴
「一緒に、行ってもいい?」

雨  傘
「何だか、不思議な町ね」

髪  飾
「友達を、思い出してたの」

日  記
「日記を、つけていたんだ」

家  族
「そうだ、僕からも、聞いていいか」

薔  薇
「……ありがとう、リッカ」

風  鈴
「雨、止んだね」

電  話
「家主さん、来てくれるの?」

 
 
BACK

シアワセモノマニア物語 > アメガタリ